寿司職人がベトナム・ブンタウに初上陸!ホーチミンから2時間の海街で感じたこと

皆さんこんにちは、鮨畑です!

今回は寿司のお話…ではなく、ちょっと番外編。2025年1月、私(鮨畑)は初めてベトナムのブンタウという街を訪れました。

「寿司職人がなぜベトナム?」と思われるかもしれませんが、東南アジアの食文化にはずっと興味がありました。ブンタウには現地の友人がいて、そのサポートもあり、「じゃあ一度、自分の目で見てこよう」と4日間のアパート暮らしを決行。

結論から言うと、ブンタウ、かなり好きになりました。

この記事では、寿司職人であり元農家でもある私の視点から、ブンタウという街の第一印象をお伝えしたいと思います。動画も撮ってきましたので、ぜひ合わせてご覧ください!

https://www.youtube.com/watch?v=gDqtX4gagvo

ブンタウってどんな街?

ブンタウ(Vũng Tàu)は、ホーチミンから車やバスで約2時間の場所にある海沿いの街です。人口は約35万人ほどで、週末にはホーチミンの人たちがリゾート気分で遊びに来る場所だそうです。

実際に行ってみると、平日は驚くほど静か。「ここ本当にベトナム?」と思うくらい、のんびりした空気が流れていました。ところが朝のラッシュ時になると、バイクがわっと押し寄せてきて「あ、やっぱりベトナムだ」と実感したり(笑)。

街の特徴としては、フランス植民地時代の名残が所々にあること、そして何といっても海が近いこと。海なし県・岐阜出身の私にとっては、それだけでテンションが上がるんですよね。

最大の関心事:空気はどうだったか

私には喘息があるので、海外で暮らすことを考えたとき、空気の質は最も重要なポイントです。

正直に言うと、ホーチミンの空気はかなり厳しかった。「生きているだけで寿命が縮んでいく」と感じるほどで、長期滞在は現実的ではないなと思っていました。

一方、ブンタウはどうだったかというと、ホーチミンに比べれば明らかに良い。「まあ生きていける空気」という表現が正直なところです。ただし、白みがかった空が気になりました。調べてみると近くに工業地帯があり、そこからの排煙が影響しているようです。

また、今回訪れたのは1月の乾季。ベトナム全体で比較的空気がきれいな時期です。本当の空気質を知るには、雨季にもう一度来て確認する必要があります。これは次回の宿題ですね。

アパート暮らしがなかなか良かった

今回は人生初のアパートレンタル。1日約3,000円で、高層階からブンタウの街を一望できる部屋を借りました。

ホテルしか泊まったことがなかった私にとっては新鮮で、何が一番ありがたかったかというと、部屋にドラム式の洗濯機があったこと。暑い国では毎日シャツを洗いたくなるので、洗濯サービスを頼まなくても自分で回せるのは本当に助かりました。なんだか出張鮨の仕込みをしているような気分で、ちょっと楽しかったです(笑)。

部屋の鍵がなぜか中国企業の従業員証だったという謎のエピソードもありましたが、まあそれもベトナムらしいということで。

キリスト像への散歩で街を体感

滞在中、アパートから海岸沿いを歩いて、ブンタウのシンボルであるキリスト像まで登ってきました。

かなり長い階段があるのですが、45歳のおじさんにはなかなかの運動量。息切れしながら(中年の哀しみですね)登った先には、ブンタウの海と街を一望できる絶景が広がっていました。フランス植民地時代の大砲も残っていて、この街の歴史の深さを感じます。

全体的に街はフラットで歩きやすく、キリスト像のある丘もそこまで時間はかかりません。私のようにロードバイクが趣味の人間にとっても、楽しめる環境だと感じました。

灯台のある丘にも足を伸ばしましたが、そこからの景色も格別。ブンタウ、好きだなぁ…と素直に思える瞬間でした。

ロッテマートで食材チェック

寿司職人としても元農家としても、やっぱりスーパーは見ておきたい。ということで、近くのロッテマートへ。

まず驚いたのが野菜の安さと質の高さ。レタスが150円程度で、品質もしっかりしている。元農家として、これは素直にすごいと思いました。

お米も5kgで約1,200円。日本だと考えられない価格です。「お米が高いのは日本だけなのか?」と、ちょっと複雑な気持ちになりましたね。

そして何と、寿司フェアをやっていたのも面白かった。ベトナムでも寿司文化が広がっているんだなと実感しました。

友人とローカルフードを堪能

今回の滞在では、現地の友人に加えて、ホーチミンで焼き鳥屋を経営している友人もブンタウまで来てくれました。

友人たちが連れて行ってくれたローカルフードが、どれも本当に美味しかった。バインセオ(ベトナム風お好み焼き)やバインクオン(ベトナム風ライスペーパーロール)、そして何より海鮮系のスープが染みました。海なし県出身の身には、こういう海の幸の豊かさが体中に沁みわたるんですよね。

おばちゃんが強引に渡してきたフルーツも、これがまた美味しくて。ベトナムの人の距離感、嫌いじゃないです。

初めて宝くじも買ってみた

ブンタウで人生初のベトナム宝くじにも挑戦しました。10,000ドン(約60円)で特賞は20億ドン(約1,200万円)!翌日発表だったのですが…もちろんハズレでした(笑)。まあ、そういうのも含めて旅の醍醐味ですよね。

ブンタウの第一印象まとめ

4日間の滞在を通して感じたことをまとめると、こんな感じです。

ブンタウは、ホーチミンの喧騒から離れた穏やかな海街で、空気もホーチミンよりだいぶ良い。物価も手頃で、食材の質が高く、フラットな街並みは歩きやすい。フランス植民地時代の歴史も感じられ、どこか独特の魅力があります。

一方で、空気質は雨季の確認が必要ですし、市場の魚の扱い(氷の処理や締め方)には寿司職人として気になる点もありました。この辺りは、次回の記事で詳しくお伝えしたいと思います。

2026年3月には1ヶ月間ブンタウに滞在する予定なので、次はもっと深くこの街を掘り下げていきますね。

次回予告

次の記事では、ブンタウの市場で見つけた魚介類と野菜について、寿司職人&元農家の目線でレポートします。カツオやマナガツオ、タチウオなど、日本でもお馴染みの魚がベトナムの市場にどんな形で並んでいるのか…お楽しみに!


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