職人の悩み解決!夏は寿司を握るな!?
皆さんこんにちは、鮨畑です!前回は「シャリが手にくっつく問題」に挑戦し、氷入りの手水や手酢などの対策をご紹介しました。今回はその続編、本音モードでいきます。
夏の寿司職人は試練だらけ
夏場は体温が高くて、何とも握りにくい。遅いし大変だし、シャリは手にくっつく。先日、いろんな職人さんにお願いして実際に手を触らせてもらったんですが…驚きの事実が判明しました。
みんなの手、冷たいんです。(笑)特に「鮨川」のボスの手なんて、本当に冷たくて。しかも握るのが早くて美しい。やっぱり冷たい手こそ最強なんですね。
言い訳してもしょうがない
もちろん前回書いたように氷入りの手水や手酢も試しました。効果はあります。でも、やっぱり一番握りやすいのは冬なんです。つまり結論はこう。
「スムーズに握りたきゃ、夏は握るな!冬に握れ!」
これ以上の対策はありません。
運動禁止!? 寿司職人の新常識
さらに気づいたことがもうひとつ。寿司職人は運動するな、です(笑)。筋トレやランニングをすると代謝が良くなり体温がすぐに上がる。お店でバタバタしていると手まで熱くなり、シャリがくっつき放題。冷たい手の人との差は広がるばかり…。
最終手段?
ここまで言い訳を並べてきましたが、同じ悩みを抱える方に謝ります。もう最終手段は「血流を止めるしかない」ですね。(冗談です 笑)
まとめ
- 夏は手が熱くてシャリがくっつきやすい
- 冷たい手の職人は圧倒的に有利
- 一番の対策は「冬に握ること」
- 寿司職人は運動しすぎるな(?)
より具体的な対策は前回の記事で!氷を使った工夫などを紹介しています👇
この記事は鮨畑の修行ログです。季節や温度に負けず、美味しい江戸前鮨をお届けできるよう精進します。