43歳で叶えた学位取得!農園から寿司職人、そして新たな挑戦へ

皆さん、こんにちは!鮨畑こと平井剛広です。今日は私の人生における新たな節目について、皆さんにお伝えしたいと思います。このたび、43歳にして放送大学を卒業し、学士(教養)の学位を取得することができました!

人生は予測不能な道のり

振り返れば、サラリーマンから有機農家、そして寿司職人へと歩んできた私の人生。32歳で会社を辞め、岐阜県で「平井農園」を営んでいた頃、まさか数年後に鮨職人になるとは想像もしていませんでした。50品目以上の野菜を育て、こだわりのレストランや個人のお客様に届けていた日々は、今でも私の基盤となっています。

しかし、農園を閉じた後、コロナ禍という予期せぬ事態に直面し、計画していたフィリピン留学も白紙に。

放送大学への入学と英語学習への強い思い

「鮨の学校」で修行を始め、現在は笹塚の「鮨川」で腕を磨く傍ら、2年前に決意したのが放送大学への入学です。若い頃に短大しか卒業していなかった私にとって、学士号の取得は海外挑戦への一助になるのではと考えたのがきっかけでした。

特に私が強く関心を持っていたのは、大学レベルの英語です。タイでの初めての海外一人旅で全く英語が理解できず困った経験から、独学で基礎から勉強し直した私。「大学の英語とはどんな感じなのか」を学びたいという思いが、入学の大きな動機でした。

昨今の各国の移民政策が厳しくなる中、大卒の資格が少しでも役立つかもしれないという思い(実際どれほど役立つかはわかりませんが...笑)と、純粋に英語力を高めたいという気持ちから始めた勉強。そして令和7年3月22日、ついに卒業証書を手にすることができました。

英語力と寿司の技術—グローバルな視点で

寿司職人として海外で活躍するためには、技術だけでなく言語力も不可欠です。放送大学での学びを通じて、私の英語での鮨の説明力も向上したと感じています。

旅先で「I am」「I was」といった基本的なbe動詞から始めた英語学習が、今では海外からの観光客の方々と英語でコミュニケーションを取りながら寿司を提供できるレベルにまで成長しました。大学での学びがそれをさらに深め、自信につながったと感じています。

「美」を追求する姿勢

旅行の際には必ず美術館を訪れるほど、美への関心が高い私。寿司は食材の持つ自然の美しさを引き出し、一つ一つの握りに美意識を込める、まさに芸術作品を創るのと同じプロセスだと感じています。

放送大学での学びは、この美的感覚をより広い文脈で捉え直す機会となりました。日本の伝統文化としての鮨の価値を、グローバルな視点から見つめ直すことができたのです。

43歳の「学生生活」で得たもの

「昭和56年7月12日生まれ」の私にとって、この学びの時間は人生の新たなターニングポイントになったと思います。出張寿司サービスや鮨川での仕事をこなしながらの学業は大変でしたが、年齢も職業も様々な学友との交流は私の視野を大きく広げてくれました。

歳を重ねても、挑戦することの素晴らしさを実感した2年間。その成果が、今回の卒業証書として形になりました。

これからの展望

現在の私は、笹塚の鮨川で火曜・水曜のディナータイムをメインに握りを担当しながら、出張寿司サービスや寿司握り体験も提供しています。特に英語対応の出張寿司や海外のお客様向けの握り体験は、私の強みを活かした活動だと感じています。

そして今回の学位取得と英語力の向上が、今後の海外展開や新たなビジネスチャンスにどう結びつくか。まだ未知数ではありますが、一歩一歩、寿司職人としての腕と言語力を磨きながら、チャンスを探っていきたいと思います。

まとめ - 学びに年齢は関係ない

サラリーマン、農家、そして寿司職人と、変化に富んだ私の人生。そこに今回、43歳での学位取得という新たな一章が加わりました。「学ぶことに遅すぎるということはない」—その言葉を身をもって実感しています。

これからも海外挑戦という目標に向けて、一歩一歩進んでいきたいと思います。皆さんも、年齢に関わらず、新しいことに挑戦する勇気を持っていただけたら嬉しいです。

出張寿司、握り体験なら鮨畑(平井農園から改名)にお任せください!現在は英語対応の出張サービスも行っています。また、笹塚の鮨川では火曜・水曜のディナータイムにお会いできるのを楽しみにしています!

私の農業時代から現在までの歩みは、YouTubeチャンネル「鮨畑」でもご覧いただけます。ぜひ覗いてみてください。