「お前は続かない」と言われ続けた男が、寿司職人になった話

皆さん、こんにちは!鮨畑です。

今日は少し個人的なお話をさせてください。


「お前は続かないな」

「お前は何も続かないな、すぐに辞める、根性なし」

これは昔から地元の友人によく言われてきた言葉です。

正面から言われることもあり、その度に「そうだよな…」と自分でも思っていました。

確かに私の人生を振り返ると、サラリーマン → 農家 → 寿司職人と、「一つのことを極める」という生き方からは外れているかもしれません。


「時代が追いついてきたな」

先日、久しぶりに会った地元の友人から、意外な言葉をもらいました。

「お前に時代が追いついてきたな」

正直、嬉しかったです。

AIの発展、働き方の変化、終身雇用の崩壊。社会が大きく変わっていく中で、私のような「フレキシブルな生き方」が、むしろ強みになる時代が来ている、と。

あれだけ「根性なし」と言っていた友人からその言葉が出たことが、何より嬉しかった。


私の人生変遷

  • 〜32歳:サラリーマン(結婚と転勤問題がきっかけで退職)
  • 32歳〜38歳:岐阜県で「平井農園」運営。50品目以上の野菜を栽培
  • 38歳〜41歳:コロナ禍で農園閉園。国内外を旅しながら英語を学ぶ
  • 41歳〜現在:寿司職人として修行開始。笹塚「鮨川」勤務
  • 43歳:放送大学・教養学部卒業

一見バラバラに見えるかもしれません。

でも今、すべてが繋がっていると感じています。


農家だったから、分かること

6年間、土に触れて野菜を育ててきました。

50品目以上の野菜を栽培する中で、食材がどう育ち、どう変化するかを肌で学びました。

寿司職人になった今、この経験が活きています。

魚だけでなく、野菜や薬味の扱い方。季節による食材の変化。生産者の苦労。

農家をやっていなければ、ここまで食材に向き合えなかったと思います。


旅をしたから、できること

農園を閉じた後、3年間旅をしました。

東南アジア、ヨーロッパ、国内各地。

その中で英語を学び、異なる文化の人たちと食事を共にしました。

今、出張寿司で外国人ゲストをおもてなしする機会が増えています。

英語で寿司を説明できること。文化の違いを理解した上で接客できること。

あの3年間がなければ、これはできませんでした。


「飽き性」は欠点か?

長い間、自分の「飽き性」を欠点だと感じていました。

でも今は違います。

「飽き性」は「新しいことへの好奇心」の別の表現に過ぎない。

私は死ぬまで新しいことに挑戦し続けると決めています。それを批判され続けた人生ですが、その考えは変わらないし、変えられません。

それが私の性質だから。


「ちょっと変わった寿司職人」でいい

寿司の世界には、10代から修行を始めて何十年も一つの道を極めてきた職人がたくさんいます。

正直、そういう方々には技術では敵わない部分もあると思います。

でも、私には私の強みがある。

  • 農家として食材と向き合った6年間
  • 旅で身につけた英語力と異文化理解
  • サラリーマン時代に学んだビジネス感覚
  • 43歳で大学を卒業する「学び続ける姿勢」

これらを全部持っている寿司職人は、たぶんそんなにいない。

「ちょっと変わった寿司職人」。それが私の強みです。


鮨畑の出張寿司

現在、笹塚の「鮨川」で火曜・水曜のディナータイムを担当しながら、個人で出張寿司サービスを行っています。

  • ご自宅でのホームパーティー
  • 会社の懇親会や接待
  • 誕生日会や記念日のお祝い
  • 外国人ゲストのおもてなし(英語対応可)

東京23区内であれば、ご指定の場所に伺い、目の前で江戸前寿司を握ります。

これまでの多様な経験を活かした、「ちょっと変わった寿司職人」の握り。

興味を持っていただけたら、ぜひ一度お声がけください。


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新しいことへの挑戦、変化を恐れない生き方。

「続かない」と言われてきた人生が、今は全部繋がっている。

そう思えるようになりました。